巻爪と陥入爪

足の爪のトラブルで最も多いのが巻爪(陥没爪)で爪の端が内側へ巻き込んでいる状態で時には皮膚に食い込んで炎症を起こしたりしている状態で特に母趾起きる事が多い

巻爪と陥入爪の違いは臨床現場では厳密に区別をする意義は薄くなりますが、陥入爪は巻爪よりも痛みが強く歩行や靴選びに支障をきたします

原因

 

履き物(先が細い靴、ストッキング、五本指靴下で母趾が持続的に圧迫される)

深爪なカット(内側に屈曲しやすい)

糖尿病 (症状が憎悪しやすい)

爪白癬 (爪が硬くて厚くなる)

歩行姿勢(体重移動が踵から指先まで均等にならない)

足の変形(外反母趾、浮き指)

予防

適度な歩行運動で足裏から適度な負荷をかける

足サイズに合った履き物

爪切りはスクエアーカット

治療法

1)保存法 

基本的には保存的治療が基本で、痛みが無く生活に支障が無ければ治療は必要ないが、爪切りには注意が必要

  ○保護法 爪が圧迫されない様に保護をして痛みを緩和する   

   テーピング法、コットンパッキング法、アクリル人工爪法 

  ○爪矯正法 爪の湾曲を矯正する                 

   ワイヤー法、クリップ法、プレート法、爪甲軟化法

 2)外科的治療  

 変形した爪を除去し爪の下にある爪床とよばれる組織を平らにして新しい爪が平らになるように誘導する手術法で、もしも骨が突出していれば削りとります

新しい爪が生え揃う迄には半年くらいかかる

東洋医学的治療法

⚫灸療法

爪は3層構造で

トッププレートは硬いケラチンから組成され、とても丈夫にできていて、爪母から連続して縦方向の繊維が前の細胞を押し出す様に成長するアーチ構造と柔軟性を持ち合わせている

ミドルプレートは軟ケラチンで構成され横方向への結合が強い繊維の厚い層で、強さと柔軟性を併せ持つ特性があるが、外反母趾や足趾の変形への永久を受けやすい

アンダープレートは軟ケラチンから構成され爪床あ(皮膚)と密着する部分で、皮膚からの水分量を密接に影響されやすい部分です

爪はお灸をする事で物質の熱変性により3相構造の表面の硬ケラチンと軟ケラチンと縦横の構造の違いから表面が皮膚から外気方向へ反り返る様な熱変成をすることになります

そのことで、皮膚に食い込んでいた側爪甲線から離れて、痛みが解消してきます

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