痛・肩こり・頭痛でお困りの方は、十勝管内・幕別町札内の、はり・きゅう快気院へ

〒089-0543 中川郡幕別町札内中央町338番地

診療時間
午前  9時~午後 12時
午後  2時〜午後   6時
休診日
 5月は毎週月曜・火曜が定休の他
12日~14日は新規施術習得の為に休診になります

 

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ムム ヨイキュウ
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新たな症例紹介

発疹

発疹は局所の刺激によって生じるばかりではなく、全身疾患の一症状として現れる事が少なくなく、性状・分布・経過・随伴症状をも考慮し注意が必要がある。

発疹の分類

  • 1
    紅斑
    皮膚が真皮が限局的に血管拡張充血により生じる紅色の班で、ガラス板で圧迫すると発赤は消退すると定義される。
    退色しないものは赤紅色した紫斑の場合と、尋常性狼瘡と言って皮膚結核の可能性がある。
  • 2
    紫斑
    皮膚の真皮から皮下組織の出血による紫紅班で、ガラス板による圧迫で色調が消失しない
    出血箇所が浅ければ赤紅色で、深いものは境界不明な紫紅色か青色で時間の経過と共に黄色に変化をする。
  • 3
    丘疹
    真皮の増殖性変化や真皮内浮腫、真皮炎症性変化などで、直径10mm以下の限局性隆起性変化をいう。
    頂点に小水疱がある漿液性丘疹(湿疹・皮膚炎など)、水疱を伴わない充実性丘疹(腫瘍性病変・真皮浮腫など)に分けられ、毛孔と一致する(毛孔一致性丘疹)と一致しない(非毛孔一致性丘疹)に分類される。

     
  • 4
    結節
    丘疹と同様な局限性の皮膚変化で直径10mm~20mm程度のものをいい、浮腫・炎症・肉芽腫性変化と腫瘍など様々な成因がある。
    30mm以上のもので増殖傾向の強い場合には腫瘤と呼ばれる。
  • 5
    水疱
    直系5mm以上のものを水疱と呼び、これ以下を小水疱と呼んで、天蓋に皮膜を持つ皮膚隆起で、主に血漿成分や細胞成分が主だが、血液を含み紅色をしていろものを血疱という。
    弛緩性水疱:皮膜にはりがなく破れやすく、有機層が剥離  して出来る場合が多い(天泡瘡、伝染性膿痂疹)
    緊満性水疱:皮膜が熱く破れにくく、表皮下に水疱が形成  され手いる場合が多い(水疱性天泡瘡、疱疹状皮膚炎)
    アフタ:粘膜に生じる皮膜が破れやすい疼痛を伴う小びら  ん面と周囲の紅斑を合わせてアフタと呼ぶ。
  • 膿疱
    水疱の内容が膿性(主に好中球)のものをいい、白色から黄色をなしており、細菌感染によって生じる膿疱と、他の原因で白血球が遊走して形成される無菌性膿疱がある。
    無菌性膿疱を多発する疾患を膿疱症という
  • 蕁麻疹
    真皮状に限局的に発赤し、多くは掻痒を伴う浮腫で短時間で消失し、消失後は痕跡を残さないものをいう。
    通常は淡い紅斑に僅かな扁平隆起がみられる。

発疹を起こしやすい全身疾患

  • 1
    感染症
    感染症それぞれ特有の発疹が出現するので、診断がつけやすい
    ウイルス感染症:麻疹、風疹、水痘など
    リケッチャー感染症:発疹チフスなど
    細菌感染症:猩紅熱、腸チフスなど
    スピロヘーター感染症:梅毒など
  • 2
    アレルギー性疾患
    アレルギーを起こすのは、万人ではなく家族性などの特有個人が持っている過敏な体質から起こることが多い。
    食品(甲殻類、果物、穀物、鶏卵など多岐にわたる)、薬物(ヨード剤、アンチピリン、サリチル酸剤など)、昆虫植物、  獣毛、輸血などでおこり、時には重篤な反応を示して死に至ることもある。
  • 3
    膠原病
    膠原病の種類によって多彩な皮膚病変が現れる。
    全身エリトマトーデス:蝶形紅斑
    結節性多発性動脈炎:結節性紅斑
    強皮症リュウマチ熱皮膚筋炎などもある
  • 4
    その他
    ベーチェット病:口腔粘膜潰瘍(アフタ性)、陰部潰瘍
    慢性肝障害:手掌紅斑

現代医学の鍼灸治療

鍼灸治療の対象となる疾患は主にアレルギー性蕁麻疹が適用となり、発症時は神経興奮の鎮静を、間欠時は反応を起こしやすい体質の改善を行う事を目標にする。

<治療穴>

天柱、肩髃、曲池、足三里、肺兪、腎兪、肩井、合谷、風池

東洋医学の鍼灸治療

東洋医学では皮毛は肺が主どり衛気は体表を巡っている事から、発疹は肺や衛気と密接な関係があるとされていて、主に風・寒・湿・熱の邪が皮毛に侵襲する事に起こると考えられています。また、異物との接触や体質とも関係があるとされています。

その他に、暴飲暴食などの飲食不節でも脾虚を招き、久病では血虚となり、発疹の要因となります。

実症

  • 1
    風熱
    腠理の状態が悪い者が風熱のじゃの侵襲を受けると、それが皮毛に鬱して栄衛不和となると発疹が起こる。
    <症状>
    急に鮮紅色の発疹が起こる、掻痒、発熱悪寒、口渇、心煩、 咽喉腫痛、温めると増悪、舌質紅舌苔白黄脈浮数
    <治療穴>
    風池、膈兪、曲池、血海、合谷、三陰交、大椎、風門

     
  • 2
    風寒
    腠理が虚に乗じて風寒の邪が皮毛に侵襲し、毛孔が閉塞して鬱すると発疹が起こる。
    <症状>
    急に淡い紅色の発疹、悪寒発熱、口渇はない、鼻閉、鼻汁、寒さや風にあたると増悪し温めると軽減、舌質淡、舌苔薄白、 脈浮緊
    <治療穴>
    風門、肺兪、大椎、風池、曲池、合谷、血海、三陰交、膈兪
  • 3
    湿熱
    体質や飲食不節により胃に湿熱が生じ、その湿熱の発散ができないと皮毛に鬱して発疹が起こる。
    <症状>
    急な紅色の発疹、胃痛、悪心嘔吐、腹鳴、下痢、尿短黄、  舌苔黄膩,脈滑数
    <治療穴>
    支溝、足三里、陰陵泉、曲池、血海、合谷、膈兪、三陰交

虚症

  • 1
    気血両虚
    虚弱体質、気血の生成不足又は出血により気血が不足し、皮毛が栄養されなく、体表の防衛機能が低下して風邪を受けやすくなり、それが腠理に鬱して発散出来なくて発疹が起こる。
    <症状>
    反復する発疹で淡紅色発疹で治りにくい、精神疲労、不眠、 心悸、息切れ、食欲減退、無力感、顔色悪い舌質淡胖、  脈細弱
    <治療穴>
    膈兪、脾兪、足三里、血海、気海、三陰交、合谷、曲池

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その他の症例

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