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肋間神経痛

肋間神経

肋間神経は胸神経の前肢で、脊髄から出る胸神経の神経が前方に向かって行く神経を前肢といい、固有背筋以外の骨格筋と背部を除く全身の皮膚に分布しています

胸神経は左右に12対あり、1~6番までは脊髄から出て胸骨へ向かい、7~12は腹部正中線の白線に向かって走っており、遠心性の運動神経繊維と求心性の感覚神経繊維を持っていて、脊髄分節に伴う支配領域があります。

株式会社南江堂「ネッター解剖学アトラス」より

肋間神経痛

肋間神経痛は肋間神経分布に従った分布領域で突発的または続発的(症候性)に起こる神経痛で、実際では突発性は少なく、特に症候性で水痘ウイルスによる帯状疱疹後の神経痛が多くを占めております。

その他では、次の様に分けられます。

◎局所的:脊椎・または脊髄疾患、背部肋間筋過緊張、周囲炎症性疾患      による刺激、腫瘍による圧迫、外傷や骨折・打撲による刺激      がある。

◎全身性:感冒などのウイルス感染、代謝障害、貧血、中毒などがある。

肋間神経痛は肋間神経の走行に沿って疼痛を訴え、側胸部・前胸部の痛みを自覚し、時には背部や腹部にもいたみが出現する事もある。

この疼痛は刺すような痛み灼くような痛みとされていて、深呼吸、咳嗽、くしゃみ、運動で悪化をし、肋間隙の神経路にバレー圧痛点が該当の神経が体表に出る部位(肋間神経外側皮枝の前枝と後枝が出る)に認められますので、デルマトーム(皮膚分布)で該当の胸椎が認知できます。    

発症例の年代と性別では50代女性に多く、発症部位では第4肋間から第8肋間の左側に多く発症例があります。

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹後神経痛を世界疼痛学会では「急性帯状疱疹後の皮膚分布(デルマトーム)の皮膚変化を伴った慢性の痛み」と定義されています。     一般的には皮疹治癒後も残存する痛みを帯状疱疹後神経痛としていて、帯状疱疹に罹患した症例のうちで、60歳以下の16%、60歳以上では47%にこの帯状疱疹後神経痛が認められ、若年者よりも高齢者が発症する比率が高くなっています

ヘルペス神経炎を発症する頻度は、髄節を侵すのが最も多いのが胸髄神経節(肋間神経)で、次いで頸神経節と三叉神経節が同程度で、腰髄・仙髄神経節は余り多くはありません。                   一般的には、髄節に一致して帯状の紅斑性丘疹群が現れ、火傷の様なヒリヒリとした痛みが現れ、半日から数日で水疱を形成し、5日から10日で乾燥瘢痕化しますが、化膿菌の感染があると膿痂疹を形成します。    これも2週間から3週間で痂皮も取れて疼痛も回復しますが、なかにはこの神経痛様疼痛が残存して、肋間神経痛の長期存続は難治性となりますので、発症直後からの鍼灸治療で疼痛、知覚障害、後遺症を残存させることが少なくなります

現代医学の鍼灸治療

肋間神経痛の鍼灸治療は経穴よりも、疼痛のある肋間を正しく決定して圧痛や硬結を触知する事が重要で、罹患肋間の側胸部、前胸部、の圧痛点と同一皮膚分布の椎骨部の膀胱系背部兪穴に治療点を見つける

上記図は株式会社医道の日本社「最新鍼灸治療学・下巻」より

東洋医学の鍼灸治療

東洋医学で肋間神経痛を考えると、胸脇痛脇肋痛にあたるのでは考えられ、一則または両側の側胸部から脇部にかけての自覚的疼痛を示します

脇肋部には足の蕨陰肝経と足の小陽胆経が循行しているので、肝胆お病変と密接な関係があり、主として肝胆機能の失調肝胆経脈の不通で起こると考えられます。

  • 1
    肝鬱による脇痛
    情志抑鬱による肝気鬱結や激しく怒る事によって肝の条達が悪くなり気機が阻滞して脇痛が起こる。
    <症状>
    脇肋部の脹痛、疼痛部位が一定しない、情緒変化で痛みが増減
    胸悶、ため息が多い、愛気、食欲減退、易怒舌苔薄白脈弦
    <治療穴>
    太衝、侠谿、内関、中庭、肝兪、期門
  • 2
    湿熱による脇痛
    飲食不節により脾の運化が失調すると内湿が発生し、それが熱化しして湿熱となって肝胆に影響して疏泄と条達が悪くなり脇痛が起こる。
    <症状>
    脇肋部の疼痛(主に右)、口苦、胸悶、悪心嘔吐、食欲不振、小便黄色、目黄色、黄疸、舌質紅舌苔黄膩脈弦又は滑数
    <治療穴>
    陰陵泉、太衝、支溝、陽陵泉、期門、日月
  • 3
    血瘀による脇痛
    気鬱の状態が長期にわたり改善しないと血行が悪くなり、肝胆経脈に阻滞すると脇痛が起こるか、過度の筋力行使で脇絡を損傷して瘀血が内停して脇痛が起こる。
    <症状>
    固定性脇痛、拒按、夜間増強、慢性的に脇痛、外傷歴がある
    舌質紫暗で瘀斑や瘀点脈沈玄または細濇
    <治療穴>
    大砲、期門、章門、日月、散印欧、膈兪、肝兪、血海、支溝、陽陵泉
  • 4
    肝陰不足による脇痛
    久病により精血虚損となると肝陰不足を引き起こし、

    血虚のために肝を栄養できず、肝経の脈絡が栄養されない為に脇痛が起こる。
    <症状>
    脇肋部に持続性鈍痛、拒按、夜間に増強、口頭咽頭の渇き、胸部煩熱、目眩心悸盗汗、顔色さえない、舌質紅舌苔少脈弦細数
    <治療穴>

    太谿、三陰交、太衝、陰郄、関元、丘墟、外関
     

漢方薬

神経痛は神経の走行にそって痛みが起こる病気で、発作的に起こる事もあり、持続的に起こる事もあり、その時々に於いて激しく痛む事もある

これには神経そのものに原因のある原発性のものや、他の疾患からの併発または誘引されて起こる事もあり、ハッキリとした原因は不明。

肋間神経痛は胸部に起こる神経痛で、種々に起こる神経痛とは漢方治療に於ける使用薬剤はおのおの異なる。

清金化痰湯』黄苓・山梔子9g、知母・桑白皮・栝桜仁12g、貝母・         麦芽冬・茯苓・陳皮・桔梗各6g、甘草2g、        水毒が原因の肋間神経痛に用いられ、胸部だけではなく、あちこちに  痛みが移動するものに用いられ、背中の一箇所に寒冷を感じるのが本  剤の目標になっているが、必ずしもこの徴候にこだわる必要は無い。

人蔘湯』別名:理中湯・理中丸 人蔘6g、乾姜6g、炙甘草6g、白朮9g  患者は腹壁が硬く、胃腸が弱く、手先が冷え足は弱い。痛みは胸部に  限らず手足・腰にも及ぶ。

柴胡疏肝散』柴胡・陳皮各6g、川芎・香附子・枳殻・白芍各4.5g、         炙甘草1.5g                      肋間神経痛に用い、胸部に炎症・腫瘍などがある併発症として起こる  時に用いる。四逆散を原方とする。

 

オステオパシー

神経は主に血管と平衡して走行し、この血管の拡張・収縮の過度で痛みを誘発します。 血管系からの疼痛は循環器を司る心臓と血液が送られる大動脈弓に由来するものが多く、1番から5番肋骨が覆っていますので、痛みが現れると考えられます。

肋骨捻転誇張法』肋骨が上下方向に捻転している方向に痛みが発生する

胸椎回旋誇張法』胸椎の回旋制限がある場合に用いる

胸肋関節治療』圧痛のある胸肋関節の治療

その他の症例

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