腰痛・肩こり・頭痛でお困りの方は、十勝管内・幕別町札内の、はり・きゅう快気院へ
診療時間 | 午前 9時~午後 12時 午後 2時〜午後 6時 |
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休診日 | 12月は毎週月曜・火曜が定休の他 15日~17日は新規施術習得の為に休診になります |
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新たな症例紹介
腹痛を脳に伝える神経経路
◎体性神経を介しての痛みは知覚神経の炎症、機械的・化学的刺激で 起こり、鋭い痛みとして大脳皮質に伝わり、痛む部位は明確となる。
◎交感神経を介しての内蔵痛は内臓管腔臓器の伸展・拡張・収縮よっ て生じた痛みが大脳皮質に伝わり、鈍い痛みと自律神経症状を伴 い痛みの部位が明確ではない。
腹痛とは腹部領域に感じる疼痛を総称して呼び、発症する疾患は消化器系、泌尿器及び生殖器系、血管系、神経系、時には代謝系疾患からも幅広く起こります。
発症機序は内臓痛、腹膜痛、関連痛に分けられます。
急性虫垂炎 初期は心窩部の疼痛、吐き気、嘔吐があり、しだいに回盲部に限局した疼痛となり、マックバ-ネ点の圧痛、ランツ圧痛点の出現が特徴で、発熱・筋性防御・白血球増加をみる。
胆嚢疾患 急性胆嚢炎、胆石症では、右季肋部に疝痛あるいは持続性疼痛が発現し、右背部から肩へ疼痛が放散して、発熱・黄疸・肝腫大などの随伴が出現する。
急性膵炎 心窩部・左季肋部に激烈な腹痛を訴え、左背部と肩へ放散痛を伴って、発熱・悪心・嘔吐・血中および尿中アミラーゼ高値があり、ショック状態になる事もある。
腎・尿管結石症 肋骨脊柱角または腰部に激痛として始まり(腎疝痛)、その周辺の側腹痛・下腹部・鼠径部・陰部・大腿内側部へと放散痛が出現して、結石が尿管を下方へ移動すると、疼痛も移動する。
疼痛の緩和を目的に、推察される臓器の関連部位の腹部と背部に鍼と灸の施術を行う。
<治療穴>
中脘、建里、下脘、水分、陰都、石関、商曲、不容、承満、梁門、関門、太乙、滑肉門、天枢、腹哀、大黄、膈兪、肝兪、脾兪、腎兪
東洋医学では腹部を、大腹、小腹、少腹の三つに分けられていて、それぞれの関係部位がある。
大腹:臍より上部(剣状突起~臍迄を胃脘という)。脾・胃との関係が密接
小腹:臍より下部。腎・膀胱・大腸・小腸・女子胞と密接な関係
少腹:小腹の両側をいう。肝と密接な関係
腹痛には実症と虚症があります。
◎緩急 ①急 な 発 症:寒邪、食滞 ②緩慢な発症:脾胃虚寒、寒鬱
◎病位 ①病位が心:胸悶、息切れ、心悸、胸部の絞扼痛、背部放散がある ②病位が胃:胃脘部膨満感、嘔吐、食欲減退がある
◎虚実 ①実症:拒按、食後に疼痛増強 ②虚症:喜按、食後疼痛軽減
◎疼痛の性質 ①気滞:急に起こる脹痛 ②寒邪:激痛で拘急して痛む ③血瘀:固定性の刺痛 ④食滞:張って苦しく痞満 ⑤虚寒:隠痛
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【午前】午前9時~午後12時
【午後】午後2時~午後6時
※再診時の診療時間についてはご相談承ります
12月は毎週月火曜日定休の他に15日~17日は新規施術習得の為に休診となります。