腰痛・肩こり・頭痛でお困りの方は、十勝管内・幕別町札内の、はり・きゅう快気院へ

〒089-0543 中川郡幕別町札内中央町338番地

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午前  9時~午後 12時
午後  2時〜午後   6時
休診日
10月は毎週月曜・火曜が定休の他
18日~20日迄休診になります

 

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ムム ヨイキュウ
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新たな症例紹介

思春期の睡眠と覚醒

思春期の子供の睡眠問題

『朝が苦手なのか何故か起きられない』

『突然、別人の様に機嫌が悪くなる』

これは単なる「怠け」や「気合いの問題」ではなく科学的エビデンスによって解明されてきています。

主な原因

  • 1
    思春特の体内時計のズレ(概日リズム)
    人間の体は脳の視交叉上核という箇所に約24時間周期の時計があり、朝に光を浴びるとその時計がリセットされて夜になると、脳の松果体という場所から「
    メラトニン」という眠りを誘うホルモン分泌されて、眠くなります
    しかし、思春期なるとこの分泌される時間が大人よりも2時間ほど後退していく事が解っています。
    つまり、子供たちは「夜更かし「したい」のではなく「生理的に眠れない」状態にあるのです。
    この体内時計の後退は
    睡眠・覚醒相後退障害(DSWPD)と呼ばれ、起床困難のリスク要因として睡眠学会でも強く関連されている。
  • 2
    睡眠圧
    人間は起きている間に脳の中に「
    アデノシン」という脳の疲労物質物質がおきているあいだに少しずつたまり続け、脳のアデノシン受容体(A1、A2A)と結合すると覚醒を促すニューロンの活動が抑えられて眠気が出てきます、これが「睡眠圧」です。
    深く眠ると脳の
    グリンパテック系(脳の清掃システム)が働いてアデノシンが除去されて睡眠圧がリセットされるので、翌朝にはスッキリと目覚められます。
    十分な睡眠を感じるには「
    16時間ルール」と言うものがあって、約14~16時間の覚醒している時間が必要であるといいます。
    朝の7時に目覚めた場合には(7+16=23)となり午後の11時頃には眠たくなります。
    ところが、昼寝が2時間以上になるとアデノシンが一部リセットされて夜の寝付きが悪くなるので、昼寝は20分以内にすることが良い。
    もしも、休日に昼まで寝るとその夜は16時間ごには深夜の2時から3時なり、翌日の朝は辛い一日になります。
  • 3
    起立性調節障害(OD)
    これは体が自律神経の急激な変化によって神経の発達が追いつかずに血圧調整がうまくいかなくなる病気で「起立性調節障害」と言います。
    特に朝方に立ち上がった時に脳への血流が低下して
    目まい・頭痛・強度の倦怠感という症状現れます。
    多くは午前中に集中して午後になると平常に回復するので、仮病ではと誤解されがちですが、本人の努力では制御が出来ない身体的苦痛になります。中学生からは約10%の発症があるとされています。

     
  • 4
     心の不調(ストレス・不安・抑うつ)
    学校生活でのストレスや人間関係の悩みから身体症状が現れて睡眠の質が悪くなる為に「起きられない」や「日中の眠気」となる
    抑うつでは「体が重い・疲れが取れない・無気力」等の症状が現れる。

    真面目な人ほど自己嫌悪となり起きられない自分に嫌気がさしてよりストレスを感じてしまう。
    【心の症状】
       ・気分の落ち込み
      ・不安感が強くなる
      ・イライラして怒りっぽくなる
      ・やる気が出ず集中出来ない
      ・全てに対しての興味が出ない
      ・常に緊張状態が続く
      ・楽しいと思える事が沸かない
    【身体の状態】
      ・肩凝り、頭痛
      ・腰痛、胃痛
      ・息が苦しい
      ・体がだるい
      ・食欲不振、食欲過剰
      ・下痢、便秘
      ・のぼせ、冷え
      ・不眠、過眠


     
  • 5
    生活習慣の乱れや夜更かし、学校生活の悩み
    スマホやパソコンでのゲーム依存から寝る時間がずれ込み、ブルーライトに当たる事でその「
    刺激」が脳に伝わり興奮状態となり眠れなくなる。
    学校生活に於ける友人関係の悩みや、授業面で内容が理解出来ない事や、成績が振るわない事、また友人との学力差などについての悩みからなかなか寝付けれない。
     

覚醒を支える脳の仕組み

  • 1
    コルチゾール覚醒反応(CAR)
    起床後の分から45分で
    コルチゾール(ストレスホルモン)が50~75%上昇する現象で、体内時計に制御されており「今日から明日にかけて起きていろ」と脳に準備反応を起こすこと。
    例えば遠足やワクワクがあるイベントがある日はコルチゾールが増大して起きる準備をしていますが、「行きたくない学校」の場合の朝はこれが弱くなり起きられない状態になります。
  • 2
    オレキシン(ヒポクレチン)系
    視床下部にあるオレキシン産生ニューロンは覚醒を維持する「マスタースイッチ」で、このニューロンが壊れると「ナルコレプシー(居眠り病)」になります。
    この事は「起きている状態を安定的に維持する」為に不可欠な存在です。
    オレキシンニューロンの重要な特徴は覚醒だけではなき、報酬・摂食・情動にも関与する「マルチタスク細胞」である事で空腹の時に報酬が期待される時にオレキシンが活性化して覚醒を促します。
    これは「
    動機づけ覚醒仮説」と呼ばれ「何かの予定がある→起きていられるという」メカニズムの神経基板となっている。
  • 3
    フリップフロップ・スイッチ仮説
    脳には「覚醒を促す領域」と「睡眠を促す領域」が互いに抑制し合う回路があり、スイッチの様に「オン/オフ」が切り替わるされる仮説でオレキシンはこのスイッチを「覚醒側」に安定させる役割を担っています。

朝起きられる様になる習慣

  • 1
    朝にはカーテンを開けて朝の光を浴びる
    朝の日の光は曇りでも室内の電灯よりも数倍も明るいので15分から3分で体内時計のリセットができます。
  • 2
    決まった時間に起きる
    寝るじかんよりも起きる時間を一定に保つ方が効果的で、休日でも平日と2時間以上はずらさないすると体内時計はぶれにくく鳴ります(=そーしゃるジェットラグ予防)
  • 3
    朝ご飯を食べる
    食事は「抹消時間」をリセットする合図でパン一枚やおにぎり1個でも起床時間1時間以内に口に何かを口に入れましょう
  • 4
    昼寝は15時までに20分間まで
    眠たく感じたときには短めが有効で、長すぎるのは夜の睡眠に影響します。
  • 5
    夕方以降のカフェインは避ける
    カフェインの化学構造はアデノシンに似ていてアデノシン受容体に蓋をする様に結合して本体のアデノシンとの結合をブロックしてしまいます。 すると脳は「アデノシンが溜まっていないのでまだ疲れてはいない」と勘違いして眠気を感じなくなります。
    カフェインが切れる時には(半減期は約5時間~6時間)一気に眠気が襲ってきます(カフェインクラッシュ)
  • 6
    就寝1時間前にはスマホをしまう
    スマホは寝室には置かず、別の部屋に置いて目覚ましにはスマホ以外を使用する。
    体を就寝モードにして体内時計の作動を妨げない様にします。
  • 7
    今の就寝時間を少しずつ前倒しにする
    急に早寝をする事は難しいので、就寝時間を1週間単位で

治療法

非薬物治療:睡眠障害は自律神経失調症の症状の一つと考えら   れ、精神療法、認知行動療法、漢方薬などの東洋医学がある

  • 1
    心理療法

    支持的アプローチ:一般心理療法、カウンセリング
    行動療法的アプローチ:行動療法、認知行動療法
    精神分析的アプローチ:精神分析療法
    自律的アプローチ:自立訓練療法、筋弛緩法、絶食療法
    東洋医学的アプローチ:森田療法、内観法
  • 2
    漢方薬

    黄連解毒湯:のぼせ気味でイラつきが多くての不眠
    甘草瀉心湯:眠たいけれど眠られず不安感があって食欲も無い加味帰脾湯:胃腸が弱く動悸・健忘・神経過敏の不眠

    酸棗仁湯     :心身疲労からの不眠
    柴胡加竜骨牡蛎湯:一見して丈夫そうだが神経過敏での不眠
    桂枝加芍薬湯:下痢と腹痛で不眠(過敏性腸症候群)
    猪苓湯        :胃腸が弱い人等の夢精や遺精、尿道の不快感や林痛で不眠
  • 3
    オステオパシイー 不眠症は自律神経失調症の症状の一つとされているので、その治療法に準じ、特に頭蓋骨と仙骨の連絡を良くして、脳脊髄液の循環を改善する目的を持って行う

    頭蓋骨アーチホールド:頭蓋骨呼吸の安定化
    仙骨ホールド:仙骨可動性評価で脳脊髄液ポンプの安定化
    脊髄硬膜解放:脳脊髄液の循環を改善
    蝶形骨調整:トルコ鞍を安定化し脳下垂体の制限解除
  • 4
    ・鍼治療 共通の治療穴は一過性の不眠には効果が期待できるが、他の疾患に伴う症候性等ではその疾患の治療に重きを置いてから長期の治療が必要となる。

    共通治療穴は
    太陽・完骨・肺兪・心兪・中関・内関・厥陰兪・失眠・安眠

診療日・診療時間

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